パスセンター大船スタッフブログ Staff Blog
【卒業生ブログ】50代男性Yさん👨就職おめでとうございます🎉卒業する日、素敵なメッセージをいただきました✨
こんにちは。
パスセンター大船の柴田です。
今日もとっても嬉しいお知らせです。
パスセンター大船に通所を始めて1年と10ヶ月、
残り2か月の利用期間を残してYさんが就職し
今月1日から勤務を始めました。
勤務日前日までパスセンターに通所をし、最終日に
利用者さん、スタッフに向けて素敵なメッセージを
皆さんの前で発表してくれました。
今日はそのメッセージをご紹介します。（原文のまま）
（Yさんのシャツのイメージのピンク色にしてみました。）
皆様へ
お疲れ様です。
大変お世話になりました。
本日パスセンター大船を卒業し、明日から勤務です。
就職できたことを大変嬉しく思っています。
今の心境は不安と期待が入り混じったような気持ちです。
自分なりにパスセンターで訓練してきた成果だと
自負しております。
お給料をいただいたら、両親に食事をご馳走すると
約束しています。
父からはお前はまだ若いんだから働かなくてはだめだ。
母からは私が生きている間に就職してほしいと言われていました。
実行できそうです。
思い起こせば、主治医よりパスセンター大船を
紹介していただき、恐る恐るパスセンターに電話を
掛けたのを思い起こされます。
今から１年１０か月前の真夏日でした。
悶々と体験を約１か月し、ようやく入所を決意しました。
パスセンター大船で就職に向けて頑張ろうという気持ちが
ひしひしと湧いてきました。
その言葉に嘘はありませんでした。
通所始めは３日/週、最終的には６日/週の通所に徐々に
就職を見据えて増やしました。
増やせた根本的な理由は支援員さんのご協力なしには語れません。
増せなかった理由は詳しくは申し上げられませんが、
私の疾病に大きく関わっています。
克服するのに約３年の月日を要しました。
本当に苦しい日々が流れました。
就職できたのも、それを克服できたからです。
自分の中ではさまざまな葛藤がありますが、
少し克服できたことに満足感を感じております。
パスセンターで鍛えられ、少しストレスに強くなり、
その対処方法を学んできたからです。
一番、パスセンターで学んだのはコミュニケーションです。
時には丁寧なアドバイスやフォローをしていただいたことです。
ご指導いただいたことを決して忘れません。
社会に出る前に何とか間にあいました。
一番苦労したプログラムはグループワークです。
特に書記や司会が上手くできませんでした。
書記は社会に出て、簡潔に書く事が要求される重要な
役割だと感じていました。
司会は相手の話を要約する力（聴く力）が要求されると
感じていました。
また、クリスマス、フラワーパーク、ボッチャ、茶道、
フラワーアレンジメント、コースター、万華鏡などの
楽しいイベントが昨日のことのように思い出されます。
もちろん、表現豊かな文体のブログにも魅了されて
いました。
更新されるのをとても楽しみにしておりました。
ブログをネタに支援員さんと頻繁に会話ができたことも
楽しい思い出です。
支援員さんは就職へと導いてくれるプロ集団です。
いつも私たちが不安にならないような言葉を掛けて
くれました。
応募書類の作成、面接練習ではお世話になりました。
本当に頼りになる存在でした。
一方、利用者の皆さんには、しゃべり過ぎてしまったことを
深く反省しております。
また、知識が豊富な方が多く、刺激を受けていました。
見習いたいと思っていました。
最後に、私の成長した姿を皆様にお見せできるように
無理せずに少し頑張ります。
はっきりしない天気が続きますが、お身体を大切に
してくださいね。
ありがとうございました。
Yさんは、初めてパスセンターを体験する方や、
まだ話すことが苦手な方に、いつも優しく声をかけて
くれました。
この声掛けに救われた利用者さんはとても多く、
Yさんのおかげで話せるようになった、
と話してくれる方も多くいたんですよ。
私もYさんとはたくさんお話をしました。
面談室でもたくさんお話をしましたね。
一緒に電車にも乗りました。
面接も一緒に行きました。
たくさんのことが思い出されます。
先日お電話で話したところ、とっても元気そうな声で
頑張っている、楽しいです！と様子を聞かせてくれました。
本当にうれしく思います。
これから長く働いていくことが出来るよう、ずっと
応援しています📣
これからのYさんのご活躍を心より祈っています🍀🍀